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忘れる用のメモ書き

Visual Studio サブスクリプションと Free Virtual Machines from IE8 to MS Edge

マルウェアの解析用にテスト用のOSがほしいときがある。 そんなときには「Visual Studio サブスクリプション」や 「Free Virtual Machines from IE8 to MS Edge」が便利。

Visual Studio サブスクリプション(有償)

古いものも含めて各種 Windows のインストール媒体イメージをダウンロードできる Visual Studio サブスクリプションというものがある。 かつては「MSDN サブスクリプション」と呼ばれていたこともある。 ここでは主に「標準サブスクリプション」のなかで価格が一番お手頃な「Visual Studio Professional」を中心に扱う。

特典として大きいと思うのは2つ。

  • 開発/テスト用のソフトウェア・OSのダウンロード権利
  • Microsoft Azure の $50/月 の利用権利

これらの特典は「標準サブスクリプション」に含まれている。 月額払いの「クラウド サブスクリプション」(月間サブスクリプション)には含まれていないので注意が必要。 価格は、標準サブスクリプションの一番安いもの(Visual Studio Professional)で「1,199 USD/ 年」となっている。 1年前くらいには同じようなサブスクリプションが 「539 USD/ 年」となっていたように思うが、2倍以上の価格になってしまった様子。

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2019/03/23 時点

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(参考)過去の価格

特典1:開発/テスト用のソフトウェア・OSのダウンロード権利

開発/テスト用のソフトウェアとして、 各種 Windows(XP、7、8.1、10 など)や Windows Server(2008、2010、2012、2016 など)のインストールイメージをダウンロードできる。 ダウンロード可能なソフトウェア一覧(Excel) も提供されている。

提供されるライセンス数は無制限ではないが、個人で利用する分には問題にならない数だと思う。
価格的には個別にOSを購入するほうが安くあがるかもしれないが、色々と気にせずに自由に使えるというのは楽で良い。

特典2:Microsoft Azure の $50/月 の利用権利

さらに Microsoft Azure の $50/月 の利用権利も含まれている。 12ヶ月で総額 $600 なので「Azure をお使いのご家庭なら実質無料!」と宣伝のあおりを入れてみたくなる。 価格が上がったので実質半額くらいの状態。

試してみるととても簡単にインスタンスを作成することができるので、 今まで使ったことが無いならこれを機会に利用してみるのも楽しいと思う。

 

Free Virtual Machines from IE8 to MS Edge(無料)

Microsoft はブラウザ表示などのテスト用に Windows の仮想環境イメージを無料で提供している。 かつて「modern.IE」という名前だったりしたもの。

選択できるOSの種類(2019/03/23時点)

IE8 on Win7 (x86)
IE9 on Win7 (x86)
IE10 on Win7 (x86)
IE11 on Win7 (x86)
IE11 on Win81 (x86)
MSEdge on Win10 (x64) Stable 1809

選択できる仮想環境の種類

VirtualBox
Vagrant
VMware (Windows, Mac)
HyperV (Windows)
Parallels (Mac)

少し試すならこちらの方で十分間に合いそう。

付録

目次用リンク

更新履歴

  • 2019/03/23 MS公式の記事が更新されていたのに合わせて記載を修正。
  • 2019/03/21 見出しレベルを修正。
  • 2018/08/12 タイトルや見出しを修正。また紹介の順番を入れ替えた。
  • 2019/06/04 名称を「Visual Studio サブスクリプション」で統一。
  • 2019/06/23 目次用リンクを追加。